• 池袋駅西口より徒歩1分
    • 夜間・休日診療
  • 〒171-0021東京都豊島区西池袋1-16-10新東第一ビル6F
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アレルギー疾患

アレルギー科とは

アレルギー科では、花粉症をはじめ各種のアレルギー疾患やアレルギーの症状がみられている患者様を中心に診察・検査・治療を行います。

そもそも人には免疫機能が備わっています。これは、ウイルスや細菌といった病原体が体内に侵入する際にそれらを外敵とみなして撃退する自己防衛機能になります。この免疫機能が、体に害を与えないとされる花粉や食物などにも過剰に反応してしまうことをアレルギー反応と言い、同反応によって起こる症状がアレルギー症状なのです。

風邪のはずなのに鼻水やくしゃみがいつまでも止まらない、原因のよくわからないが湿疹が肌にみられるといった場合は、アレルギー反応による何らかの疾患が疑われます。心当たりがあれば、一度当院をご受診ください。

このような症状はご相談ください(例)

  • 鼻水・鼻づまり
  • 目のかゆみ
  • 皮膚にかゆみ
  • 湿疹 など

主なアレルギー疾患

  • 花粉症
  • アレルギー性鼻炎
  • アレルギー性結膜炎
  • (気管支)喘息
  • じんましん
  • アトピー性皮膚炎
  • 食物アレルギー
  • 副鼻腔炎
  • アナフィラキシーショック など

診察の流れについて

患者様の様子などを観察し、アレルギー症状が疑われる場合は、アレルギー検査を行います。具体的には、採血をして血液中のIgE抗体の数値と好酸球(白血球の一種)の数値を測定し、アレルギー体質の有無を調べる血液検査を行います。

これら検査によってアレルギーの原因がわかれば、アレルゲンからできるだけ避けるようにする。また、くしゃみ、鼻水・鼻づまり、咳、目のかゆみ、皮膚症状(かゆみ、湿疹 など)といったアレルギー症状がみられれば、それらを抑える対症療法の治療も行っていきます。

主なアレルギー疾患

花粉症

花粉症とは、植物の花粉がアレルゲン(抗原:アレルギーの原因となる物質)となって、目のかゆみや充血、目の異物感、涙、くしゃみが止まらない、鼻水・鼻づまりなどの症状が起きている状態を言います。

原因物質の花粉としては、スギやヒノキがよく知られていますが、シラカンバ、ハンノキ、カモガヤ、イネ、ブタクサ、ヨモギなどが原因となって発症することもあります。したがって春先に症状を訴える方もいれば、夏や秋の時期になって発症する方もいます。つまり原因となる花粉が飛び散る時期によって異なるわけですが、いずれも季節が限定されますので、花粉症は季節性アレルギーに分類されます。

また花粉症はひどい状態になると、咳、喉や皮膚のかゆみ、頭痛、倦怠感、微熱、不眠、下痢、体や顔のほてり、イライラ感などもみられるようになります。

治療について

治療に関しては、主に症状を緩和させる対象療法が中心で、一般的には抗ヒスタミン剤を使用していきます。また鼻づまりの症状が強い場合は、局所ステロイドの点鼻薬も併用していきます。このほか目のかゆみなど眼症状もあれば、抗ヒスタミン点眼薬を使用します。
当院では花粉症注射(ケナコルト注射/ノイロトロピン注射)も行っておりますので、ご希望の方はご相談ください。

ノイロトロピン注射について

ノイロトロピン注射は、ワクシニアウィルスという安全なウィルスを家兎(ウサギ)の皮膚に注射し、炎症を生じた皮膚組織から抽出分離した非タンパク性の活性物質を含有する注射液です。
ノイロトロピンは花粉症の諸症状を引き起こす神経機構に働きかけ、くしゃみや鼻水、鼻の違和感、眼球のかゆみなどの幅広い症状を鎮静化に効果があります。
また、花粉症などのアレルギーによるものだけではなく、疹・蕁麻疹などの各種皮膚疾患にも効果的で、原因が判らない皮膚疾患に対しても安心して使用できる点が特徴です。
ノイロトロピンは化学合成されたものではないことから、副作用が非常に少なく、各種の消炎鎮痛剤や抗アレルギー剤などの花粉症の薬、ビタミン剤などの注射薬と併用しても、効果を打ち消し合うことがない等といった利点があります。

しかし、作用に個人差や、また同じ方でも効く時と効かない時といった効果の発現に差が出る場合もあります。

治療方法は注射となります。接種回数は症状に応じますが、だいたい1週間に1~3回程度、場合によっては、毎日注射をすることも可能です。

ケナコルト注射について

ケナコルトとは、生体内で生成される副腎皮質ホルモンを人工的に合成した製剤であり、炎症を抑える効果の他に免疫反応の抑制やアレルギー反応を抑制する効果もある注射液です。
ケナコルト注射はステロイド注射で、ノイロトロピン注射に比べて持続効果が長く、おおよそ3カ月程度持続します。職業柄内服が難しい方や、症状がひどく、内服薬だけでは症状が緩和されない場合には、注射を行っております。

しかし、ケナコルト注射はノイロトロピン注射と比べて、強い副作用が生じる場合があります。女性では、ホルモンバランスが崩れ、生理が変わるなどの症状がおこることがあります。また、高血圧・糖尿病・循環器疾患・緑内障・白内障などの疾患を合併する場合は、特に副作用の発現に十分注意しなければいけません。

注射をご希望の場合には副作用について説明し、高血圧・糖尿病・白内障など、お身体の状態を確認した上で、処置させていただいております。

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【診療内容】
内科・皮膚科・消化器内科・小児科・外科・
アレルギー疾患・予防接種・PCR検査

診療時間

:土曜、日曜、祝日午後は16:00~19:00まで
※受付は診療終了時間の30分前です
日祝
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16:00~22:00